ドイツの学校は、不足なら、もう一度同じ学年を繰り返すことができる!
ドイツは、9月から新学期です。息子は、正式にギムナジウムの9年生に入学しました。
息子は、12歳以上でしたので、オーストラリア留学からこちらに来て、まずは、移民クラスのウェルカムクラスに入学して、1年ぐらいのドイツ語集中講座を受けていました。(11歳以下は、現地校にすぐに入学になります)
その後、半年間は、8年生で仮授業を受けていました。もう一度8年生からするだろうと思っていましたが、数学や化学、もちろん英語も良い成績だったので、9年生になってしまいました。(授業で、真面目かつ発言すると、評価されますので)
大学までは、8年からはじめたほうが、5年あるので、余裕だな~と予定していましたが、9年ということで、大学まで4年間になります。あと、4年は、少し厳しいかな~と思っていますが・・
しかし、ドイツの良いところは、もし不足ならば、いつでも学年を2回繰り返してもよいのです。なので、大学入学前の11年生くらいで、2回しようかな~と息子は計画しています。
ギムナジウム9年生の時間割は?
9年生の時間割がわかったようなので、ここに記しますね。日本の中学3年と比べて、どうでしょうか?
月曜日
1.2.ドイツ語 3.歴史 4.数学 5.6 生物 7.英語
火曜日
1. 2. なし 3.倫理 4.地理 5.6.フランス語 7.8 スポーツ
水曜日
1.2. 英語 3.4. 物理 5.6. 芸術 7.数学
木曜日
1.2. ドイツ語 3.4. なし 5.6. 数学 7.倫理
金曜日
1.2. フランス語 3.4. スポーツ 5.6. 化学 7.歴史
7時間目の終了が、14時30分になります。そこからは、希望者だけが、バスケットボールなどの練習をするだけで、ほとんどは、帰宅します。
そして、行きたい人は、各自で習い事をするようになっています。
ギムナジウムの先生は、全員、修士課程卒業のマスター(マギスター)
ギムナジウムの良いところは、先生が全員、修士課程卒業であること、マスター(マギスター)の資格をもっていることです。
ですので、授業のレベルが少し高めになっています。ほとんど、暗記をするようなことはなく、試験では、数学などの公式は本を見てよいということ、化学の原子表なども見てよいのです。
内容が理解できて、問題が解ければよいのです。そのための公式は、暗記せずに見てもよいのです。このあたりは、日本と少し違いますね。
公文教室や日本語補習校も存在するが・・・
実際に、ベルリンでも公文教室があり、日本語の補習校などもあります。
日本語補習校などは、日本に帰国する人、ハーフのお子さんなどが通学されています。
また、学校の補習をしてくれるプライベートな教室もあるようですが、これは、よほどできないお子さんなどが通学している程度です。
日本と違う点は、学校のクラス(掃除など)活動、クラブ活動、塾などがないところですね。これがないだけで、かなり余裕な学校生活になることがわかります。
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