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親子留学 ドイツ

ドイツ親子留学における家族の問題、お父さんと子供が離れての生活は、良いのか悪いのか?

ドイツ親子留学のスポットアドバイスをしていて、よくクライアントさんが言われる言葉があります。

お父さんと子供が離れて暮らすこと・・・

ここに罪悪感を感じてしまう・・とお母さんたちは、正直な気持ちをお話くださいます。

本当にお気持ちはよくわかります。しかし、発想を変えるだけである・・と私は考えるのです。

家族のかたちを考える!家族はひとつ屋根の下に住むのが大切でしょうか?

そりや、もちろん、家族は、お父さんとお母さんのもとで、子供がすくすく育っていくこと・・

これが非常に大切です。家族は一緒に住むこと・・もちろん大事です。

私もできるなら、そうしたいですが、そして、平和な時代ならそうすべきだと思います。

基本的な考え方として、現在、あえて言うなら、2011年ごろより、平和な時代ではないとの思いがあります。

ですので、子供のためには、家族が離れても、良き道を選択していく・・という思いがあります。

シリアの国も2011年ごろから、内戦状態がはじまりました。目に見えるように、周りの様子が変化して、ダマスカス、アレッポの街がこわされていったのです。

日本も目には見えないですが、まるで同じようだと、個人的には感じています。

そういう考えの前提に立っての意見になります。

まずは、子供を守ること・・これが優先順位の1位になりますので、もちろん、我が家はそのためには、家族が離れても、目的に到達するために努力を続けています。

物理的に家族が離れても、子供のために邁進できるならば、それでいいわけです。

親子移住は、私の希望・・というわけではありません。別に海外にでたかったということでもありません。

  • 子供に一番良い選択、
  • 子供が将来的に安全であること、
  • 子供が一生涯、健康であること、
  • 子供が自分にあった職業が持てること、

このようなことをたいてい、子供に心から願いますよね。

そうすると、我が家は、親子留学で、家族が分かれて暮らすしか、選択肢がなかったのです。

一生涯、80年、90年、100年と子供が本当に健康で生きていくためには、海外に出るしか選択肢は考えられませんでした。

もうただ、それだけですね。

英語でも、ドイツ語でも、そんなことは、二の次です。良い学校なども二の次です。

我が家にとっては、安全な地であれば、どこでもよかったのです。そして、最初は、オーストラリアで、長期的なことを考えて、ドイツに到達しただけです。

日本のご主人さまたちは、

日本でひとりで過ごすのは、働いている目的がなくなってしまう・

一人でやっていけるかわからない・・と言われる方が多いようです。

子供さんの20年後、30年後、40年後、50年後、80年後を考えていますでしょうか?

もう少し、子供たちの先行きに考えを巡らしてみても良いかと思います。

家族の形は、一つ屋根の下に住むだけではないのです。

日本の仕事は大変ですので、仕事に熱中して、ひとりで過ごしてみると、全神経を仕事に捧げることができますので、よいのではないでしょうか・・。

お母さんと子供がいると仕事の邪魔になりますので、親子留学に出発させてみてもよいのではないでしょうか・・。

そんな発想転換も大事かと思います。

世界を見回してみると、日本だけでなく、中国、台湾、韓国の方たちも、子供のために、お母さんと子供を親子留学させている家庭がたくさんあります。

お父さんは、自分の国にしっかりと残って、お母さんと子供の資金援助をしているのです。

どの国も子供の幸せにために、親が真剣に選択をしていますね。

英語圏ではない国の宿命でしょうか・・。

私の父親も海外で単身赴任が多い時期を過ごしましたので、日本では、母と私と妹だけの生活の時代もけっこうありました。

今から思うこと、父親は家にいてもいなくても関係ない。それより、父親が家族を守っているというそのことだけが子供にとっては大切である!

今は、スカイプでいつでも話せますからね・・。

ドイツに来て、スカイプをお父さんと子供でつなげれば、4時間ぐらい、毎日スカイプができますよ。

お父さんが会社から帰って来た日本時間20時くらいが、ドイツのお昼の12時なので、そこから、日本時間の深夜まで、ずっと子供さんとスカイプができます。

つまり、日本の家に一緒に住むより、ドイツ親子留学をした方が、たくさん、子供と話す時間があるということです。

時差のおかげですね。

日本のお父さん、男性は、いまだに、奥さま、女性に家事でもなんでもやってもらうのが当たり前だと思っているし・・・

日本のお父さん、男性は、いまだに、2018年になろうとしているのに、奥さん、女性が家事でもなんでも家のことはやってくれるのが当たり前だ・・と思っていますよね。

そして、自分は、外で会社で働くだけで精一杯だという感じですよね。

子供のことも、すべて、奥さんに任せきりの方がほとんどではないでしょうか・・。

日本の会社の働き方、環境だとそうなりますよね。

朝から、晩まで、働くだけで、肉体も精神も疲れ果ててしまう・・のが普通です。

ですので、日本のお父さん、男性は、しっかり自分のことだけをすればいいのです・・・という考えが私にはあります。

奥さんと子供のことは、関与しなくてもいいので、自分の生活のこと、食事なども自分の働き方、時間を考えて、自分で管理すればよいのです。

そして、お母さんと子供は、親子留学すればいいだけです。

お父さんは、土曜日も日曜日も、奥さまの文句や子供との遊びにわずらわされずに、週末もゆっくりと休養することができますよ。

土曜日と日曜日には、自分の趣味を満喫することもできます。

40代、50代になれば、食も少なくしていくのがよいですので、自分で食の管理などもしていく方が、これからの人生に役立つかと思います。

ですので、親子留学で、奥さまと子供がいない状態はベストではないでしょうか・・。

奥さまと子供さんが親子留学のために、海外に行ってしまうと、なんのために自分は働いているかわからないというご主人さまもいらっしゃるようですが、

結婚した時を思い出せば、結婚しても、しなくても、仕事はしていたわけで、仕事は、家族のためにするわけではなく、自分の成長のためにしているわけですので、

これから先、家族のために、定年なども関係なく、一生働くことができるように、着々とひとりで準備することができる、格好の期間ではないでしょうか・・・。

ひとりで頭を冷やして、考えることができる時間がたくさんあるわけです。

お父さんは、ひとりの時間を持つことができ、静かに、仕事に集中する時間がたくさんあるわけです。

日本で働くことは大変ですので、これくらい、仕事に集中してみてはいかがでしょうか。

家族が一緒に住まない方法は、いろいろと良い効果があると思うのです。

価値観をかえてみるのはいかがでしょうか・・。

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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