ドイツの学校にいじめや学級崩壊はあるのでしょうか?
お客様から、このような質問がきました。私もすべての学校を知っているわけではありませんので、どこかではあるのかもしれませんが、
基本的に、日本のような、ジメジメした陰湿なイジメはないと言ってよいと思います。
欧州は、個人主義ですので、全体の傾向として、人のことをあまり構わない、気にしないと言ってよいと思います。
オーストラリア時代は、息子は小学校でしたが、いじめはしてはいけないと・・小学校でも生徒に教えていましたね。あと、人種差別もいけないと、オーストラリアの小学校では教えていました。
オーストラリアのケアンズでしたので、オーストラリア人、島のアイランダー、アボリジニなど、3つの人々が仲良く暮らすことを目標にしていました。
こちら、ドイツのベルリンでは、もっと数多くの民族が入り混じっていますので、キリがないですね。
学級崩壊といっても、学校自体に、そんなに強制感がないので、もともとくずれている・・・というか、リラックスしているかもしれないですね。
学年も、年齢も、国籍も・・関係ありませんので・・
日本では、なぜ、いじめがあるのでしょうか?
たぶん、異質なものを、嫌う傾向があるからだと思います。
みんなと同じが良くて、安心して、少しでも違う人がいると、強制的に、同じにしようとするからです。
違う人が気に入らないんでしょうね・・自分が正しいことを正当化するために、違う人を見ると、イライラして、除外したくなるからでしょう。
つまるところ、寛容でない、許容範囲が小さいという、ちっぽけな人が、いじめをするのだと思います。
あと、人をいじめることが、楽しい、優位に立てた気分がある・・という高揚感を持ってしまう方がいることです。
こういう方は、実は、自分に自信がなく、いつもグラグラしているので、それを埋めるための行動ですね。
人の悪口を言うというのも、自分を正当化するためですね。自分の方が正しいんだ・・自分の方が上だ・・偉いんだ・・というときに、悪口が出たり、イジメが発生しますね。
テレビの影響も非常に悪いですね・・人間的に良い人ではなく、我が強く、押しの強いキャラクターの方がメインな、いじめを助長するような番組も多いですしね・・
いずれにせよ、自分をしっかりと見るのではなく、人を気にしているので、イライラしたり、いじめたりするようになるのです。
あと、食べ物でも、いじめの心が生まれてくるみたいですね・・
そして、親からの愛情不足もあるでしょうね・・
会社でもイジメがあるようで、パワハラもありますね。能力のない上司が、部下が優秀であると困るので、最初は、潰しておこう、骨抜きにしておこうと、イジメをするのでしょう。
そんな会社がある、日本社会ですので、子供にも影響が悪いですね・・
いずれにしても、みんな自分に自信がないので、イジメが起こるのです。