親子留学1年目は、気にしていなかった!
我が家は、最初、アメリカのシアトルに2か月のホームステイから、海外生活が始まりましたが、ホームステイのオーナーの配慮で、滞在費もなく、また、次のドイツのゾーリンゲンでも3か月滞在費なしで過ごすことができました。(恩人である、シアトルのMr.D,Mさん、ゾーリンゲンのMr.Tに感謝を捧げます。)
オーストラリアのケアンズの最初の3か月から、滞在費もかかり、学費もかかりましたが、まだ、余裕だと思っていました。
そして、正式にオーストラリアでガーディアンビザを取得して、小学校の学費を3か月ごとに支払いしているうちは、まだ、大丈夫だと思っていました。
しかし、オーストラリアの家賃、食費だけでも月20万以上がなくなっていきます。学費を合わせると、月に30万以上が銀行から、毎月なくなっていきます。
日本での主人の生活費と家のローンも同時に銀行から引き落とされていきます。
銀行の残高に不安を感じてきたのは、親子留学1年過ぎたころです。
親子留学2年目あたりから、不安がよぎる!そして、ある作戦に出たのです!
親子留学をこのまま続けて、息子が、ハイスクール卒業まで、資金の体力が続くだろうか?と計算してみる日が続きました。ハイスクール卒業まで、あと6年のオーストラリアでの親子留学。
まずは、日本の東京の家の車を処分してもらうように、主人に頼みました。そして、23区の高い駐車場代金を辞めることからはじめました。
また、両親がオーストラリアに遊びに来たときには、サポートもしてもらいました。( 両親へ感謝を捧げます。 )
その次に考えたのは、東京の家をダウンサイズすることでした。ローンを支払っているマンションを小さくすることを考えました。利便性が高く、駅からすぐのマンションでしたので、運よく、売れるのではないかと考えたのです。
しかし、主人は、頑として動きませんでした。売れないと一点張りです。また、自分が気に入っているマンションですので、そして、自分の城でもあるので、売りたくはないのでしょう。このマンションで、一生過ごそうと、覚悟して購入したのですから。
ここで、私は、思い切った作戦に出ました。大事なピアノを売ることにしたのです!このピアノは、息子のために、そして私の趣味でもありましたが、日本で弾くチャンスもないし、もっていても、しょうがない。マホガニー色で、猫脚の素敵なピアノでしたが、売却することにしました。
このあたりから、主人の考え方も柔軟になってきました。ピアノを売り、電子ピアノも同時に処分しましたので、家の中は、いつでも引っ越し可能状態になったのです。ハリウッド映画に出てくる、大きなベットも処分しましたので、準備万端です。
回転がよくなるとは、このことでしょうか・・その後、運よく、マンションが売れたのです。これは、親子留学3年目に入る少し前くらいです。引っ越しのために、日本に帰国して、次のダウンサイズしたマンションも短期間で、決定することができました。
3年目に急展開!欧州に希望があることがわかる!
東京のマンションをダウンサイズしたことで、資金に余裕ができ、これで、ハイスクール卒業まで資金体力がもつと、安心したものの、
オーストラリアの大学3年間は、さらに難関だなといつも考えていました。英語圏の大学は、オーストラリアでも、1年間400万~500万です。オーストラリアの大学は、3年で卒業といっても、1000万以上の学費になってしまいます。
大学は、国際バカロレア(IB)を取得して、欧州あたりに自分で行ってもらうしかないと、いろいろ検討していたところ、オランダ移住、ルーマニア移住の情報が飛び込んできたのです!そして、いろいろと調べていくうちに、ドイツ移住も可能であることがわかったのです。
ドイツに行くならば、ハイスクール卒業後より、今のうちに、早めに行った方が、ドイツ語の習得にも役立つし、資金面でも助かり、一石二鳥です。ドイツに行かない理由はありませんでした。
息子は、ハイスクール1年目で、数学のアドバンスクラスで勢いに乗っていましたので、もう1年、オーストラリアに居たいという、希望がありましたが、ドイツの情勢を見てみると、難民もこれからますます増えてくるので、早めがいいと判断して、母親主導で、強行に決定したのです。
今から振り返ると、早めにドイツに来てよかったと、息子も言っています。
最後に、思うこと! 願いは叶う、道は開ける!
オーストラリア親子留学の3年間は、いろいろと試行錯誤の時代でしたが、あきらめなければ、道は開ける!と実体験から、確信しました。
日本の動かない主人を動かすことが、一番大変でした。どれだけメールを送って、いろいろな状況を説得したことでしょうか・・・(でも、主人も結果的に頑張って動いてくれました。仕事も同時に大変だったことでしょう。感謝を捧げます。)
私の揺るぎない信念は、息子の教育環境、生活環境をベストなものにすることで、そのために、突き動かされています。これは、絶対に譲れないものなのです。孟母三遷という言葉があてはまるでしょうか・・
子供の環境、命を守ること、これは、生涯をかけて、命をかけて、守るべき親の使命だからです。私の心を磨く場でもあり、神さまから与えられた遂行すべきものであると感謝して受け取っています。
同じように、みなさまのお子さまのためも伝授できたらと願っております。
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