小回りの効く、小さな家族がいい!
本当は、3世代くらいが一緒に同じ家で暮らして・・こんな理想的な社会があればいいのですが、そして、家族みんなが穏やかに暮らすことができる社会制度であればいいのですが、そんな世界は、残念ながら、原住民あたりでないとありえません・・
日本の社会では、小回りが効く、小さな家族がいいのではと、若いころから思ってきました。日本の家は、なんといっても、田舎以外は、狭いですから。
というわけで、我が家は、一人っ子です。一人っ子のお母さんたちとは、よく話したものです。みなさん、2人、3人と子供がいるけれど、子育てがものすごく大変で、1人で精一杯だったと・・実は、私も同意見です。
一人っ子以外、考えられませんでした。日本での子育ては、大変です。預ける人もいなく、2人目を育てるなら、誰に頼ればよいのかから、もうわかりません。実家ぐらいですね。それに、上の子を放置してしまうのが、私にはありえませんでした。一番最初の子供を大事に、大事に育てたいという、思いがありました。
兄弟がいないと子供がかわいそう・・という意見もありますね。あれは、私の考えでは、違うと思います。私は、実際、姉妹で、嫌な思いをたくさんしてきましたからね・・一人っ子が羨ましいと、ずっと思っていました。(そうなんです。兄弟姉妹の関係が実は、嫌いです。親が差をつけるからです。)
ご主人は、40代、50代、仕事に集中する!
我が家は、主人は、日本で働いて、私と息子がドイツに滞在しています。簡単にいえば、、逆単身赴任ですね。本音を言うと、非常に快適です。
主人の方は、仕事に集中しなければいけない時代ですので、家族サービスなども考えずに、仕事に邁進してもらっています。食事やその他、自分のことぐらい、自分でするのは当たり前ですし、奥さんからの余計な干渉にあわずに、自由に仕事のことを考えることができます。
息子と私は、海外で、新しい道を開いて行く事が出来ます。主人が定年後は、合流することを考えながら、新たな世界を開いていくのです。
家族の経済的な基盤は、主人が作り、私は、海外で自立して、子供を守り、教育しながら、進めていきます。
実際に、主人は、仕事に集中できていますし、今の時代、勉強する時間を持たないと、サラリーマンといえど、大変なことになりますので、勉強する時間も増えたようで、着実に効果が出て、仕事にも良い影響が出ているようです。
今から思えば、主人を見ていて思うのですが、男性が、奥さんに食事を作ってもらい、家事もやってもらい、会社で働き、ぬくぬくと過ごしていてはダメですね。自分で生活して、会社でも働き、いつも満足せずに、厳しく生活した方がいいのでは・・と思うときもあります。
親子留学して、息子が海外で英語ができるようになり、また、ドイツ語もできるようになり、そして、私が英語圏でのお金がかかる学校から、ドイツの学費がかからないところへ移動してくれたことに、主人は、感謝してくれています。
主人も、息子のような海外の学校生活をしたかったと・・私も息子のような海外生活を10代にしたかったですね・・ほんとに・・
親子留学に反対する、ご主人の本音とは?
しかし、親子留学で、家族が離れて暮らすことに、抵抗がある方も多いです。それは、日本がそのような習慣になっていない、みんながそんなことをしていない、両親も反対するし、ご主人もそれはありえないと、発想を転換できないのが原因だと思います。
もちろん、外国人は、単身赴任制度もありませんし、家族が一緒に住まないと、破たんしてしまうような人たちですので、同じに考えてはいけません。日本人は、単身赴任制度もあるのです。親子留学は、逆単身赴任制度のようなものです。
もし、ご主人が反対するようであれば、それは、古い考えをひきずっているか、自分が1人で暮らすのは、家族として意味がない・・と勝手に解釈しているだけです。
まあ、海外駐在ができるご主人であれば、いいのですが、海外駐在ができない方ならば、奥さんと子供を親子留学させなければ、実際に、子供が海外の学校に行く事はできないわけです。
ご主人が反対する理由として、別に親子留学しなくても、高校くらいになって、子供が1人で留学すればいいとか、日本でだって、英語が学べるとか・・言い訳はいろいろあるようです。
でも、その奥に隠れているご主人の本音は、自分を放置して、海外に行って、一歩を踏み出してほしくない・・という男として、負けるのがイヤだ~的な感情だと思います。(負けるというのは、語弊がありますが、一歩進まれるというか・・)
もしくは、お金を減らしたくない、1人で家事をするのは面倒だなどという、エゴもあるかもしれません。子供が海外の学校で学ぶことを喜べないのでしょうか?たぶん、親子留学で奥さんと子供だけで、いいことをしていると・・勘違いしているのかもしれません。
子供が海外で学ぶことの大切さ
子供が海外の学校で学ぶことは、かけがえのないことだと思っています。以前は、親子留学などは、ありませんでしたし、できなかったのですが、今では、親子留学をすることができる時代ですので、チャンスがあれば、子供に与えたいものです。
もちろん、海外駐在ができる方は、親子留学をしなくてもいいのですが、、ご主人が海外駐在できない大多数の方は、親子留学をしないかぎり、子供が海外の小学校に通学することはできないのです。
子供が、小学校時代に海外の学校に行くことは、子供の視野が広がります。物の考え方も、日本にだけいるより、広がってきます。
海外の学校に通学することで、悪い点などは、何もありませんので、ご主人は、奥さまと子供さんの親子留学をサポートしてあげてくださいね。