ドイツ人がよく買う、デーツ、ドライアプリコット、乾燥いちじく
毎日、買い物をしていますが、ドイツ人がよく購入しているものを観察しています。オーガニックスーパーでの場合です。
野菜やフルーツはもちろんのこと、よく見かけるのが、ドライフルーツを購入していることです。
純粋なドイツ人ではなく、背景が移民系の方なのかもしれませんが、女性でわりと綺麗な若い方は、デーツ(ナツメヤシ)を購入しているのをよく見ます。
調べてみると、美容や健康にも良さそうですね。
ナツメヤシ(棗椰子、学名:Phoenix dactylifera)はヤシ科の常緑高木。果実(デーツ、Date)は北アフリカや中東では主要な食品の1つであり、この地域を中心に広く栽培が行われている。
デーツはイラクやアラブ諸国、西は北アフリカのモロッコまでの広い地域で、古くから重要な食物となっている。イスラム諸国では、デーツと牛乳は伝統的にラマダーン期間中の日没後に最初に取る食事である。また、長期保存ができ、砂漠のような雨が少ないところでも育つため、デーツは乾燥地帯に住むサハラ砂漠の遊牧民やオアシスに住む人たちにとっても大切な食料となっている。果物としてはカロリーも高いため、主食として主たる炭水化物源食物とすることも容易であり、遊牧生活を送るアラブ人であるベドウィンは、伝統的に乾燥させたデーツと乳製品を主食としている。
また、ドライアプリコット(あんず)や乾燥イチジクなども購入しています。
オーガニックスーパーを利用する方たちは、チョコレートなどの嗜好品ではなく、ドライフルーツへ変えているのがよくわかります。
私も、以前は、チョコレート中毒でしたので、現在は、ドライフルーツに変更。デーツなどの甘さが自然なんだと、最近身に染みて、わかってきました。
ドイツ人がよく買うナッツ類、くるみ、アーモンド、ブラジルナッツなど
ドイツでは、オーガニックのナッツ類は非常に高いですが、中でも安めな、ヒマワリの種をはじめ、かぼちゃの種、くるみ、アーモンドなどもよく購入しています。
ビーガンの場合は、タンパク質の補給になりますので、必須ですからね。
現在人気な、シアシード、フラックスシードなども、高齢者の方がよく購入しています。ヘンプシードなども購入しています。
我が家は、ブラジルナッツを購入しています。
ドイツ人は、小麦ではなく、ディンケル(スペルト小麦)を選ぶ人も多い
ドイツのオーガニックBIOスーパーでは、ディンケル製品(スペルト小麦)がたくさんあるので、パンでも小麦ではなく、ディンケル(スペルト小麦)を選択する人もたくさんいます。
ディンケル(スペルト小麦)を選んでいる方を見ると、わかっているな・・と思いますね。
オーストラリア時代も、進んでいる方は、スペルト小麦の製品を買い求めていました。
ドイツでは、12世紀の修道女、ヒルデガルドがディンケル(スペルト小麦)を好み、長生きしたとも言われています。
ですので、ドイツ人の毎日を垣間見ていても、お菓子を買ってしまうのか、ドライフルーツを買うのか、小麦のパンを買うのか、ディンケルのパンを買うのか、
激安スーパーで買い物をするのか、BIOスーパーで買い物をするのかなど、価値観や食に対する重視の仕方などで、
生活の仕方、考え方、生き方までも違ってきているのがよくわかります。
値段が高いBIOオーガニックをどう考えるか?
確かに、BIO製品、オーガニックを購入すると高くなりますが、食べ物、口にいれるものは、なるべく安全なものを選ぶことが大切で、もし、高ければ、量を減らしても、質をとるのが、賢い選択だと思います。
BIOスーパーでは、にんじん1本、トマト1個、ジャガイモ1個とバラに購入できますので、パックに入って、ゴッソリ購入する普通のスーパーより、1つ1つ大切にできる生活ができます。考え方次第ですね。
大量生産、ドカンと購入・・という感覚から離れて、1つ1つ野菜も果物も、今日、明日に必要なだけ、大切に選んでみませんか? 毎日が丁寧に生活できます。
冷蔵庫にいれるものを買わない!という考え方をすると・・・
また、私は、冷蔵庫に入れるものは、なるべく買わない!を目指してみると、必要なものが分かってくると思うのです。
我が家の冷蔵庫は、スカスカです。
冷蔵庫に入れるものと言えば、実は、動物性食品なんですよね・・
また、キッチンをすっきりさせるために、我が家では、
包丁~~一本~~! だけ・・・
フードプロセッサーとか、ごちゃごちゃいらないですよ・・
電子レンジもいらん!と片隅に追いやっています。
電気屋さんを見ていると、私のいらないものばかりが売っているな~と思い、私のような消費者だと、商売の方が、困ってしまうと思いますね。
時代の流れと逆らいますが、でも、シンプルで静かで豊かな生活をするためには、コノ感覚が必要だと思います。