子供教育シンフォニーの添田衣織、そえだいおりです。息子がオーストラリアの小学校時代に毎週配布された、教育関連のお便りから学ぶ大切な2つのことをここに記しておきたいと思います。日本では、このような助言はないかと思います。しかし、子供の成長を考えると、とても大切なことと思われます。早速、見ていきましょう。
1. 子供の睡眠時間は10時間くらいにしましょう
オーストラリアの小学校で毎週配布される教育関連のお便りに、
”子供の睡眠時間は10時間が適当です。また、ティーンエンジャーでも9時間の睡眠が必要です。理由としては、精神的な病気を防ぐためにも、よく睡眠をとることが大切です”
と書かれていたのです。日本と比べてみると、睡眠時間が長いと思われた方も多いかと思います。息子も当時7年生(日本の小学校6年生)でしたので、日本ではそろそろ皆さん塾などにも通って、睡眠時間も8時間くらいかなと話していたところだったのです。息子は、まだ、10時間は寝ていいんだねと、それ以来、10時間たっぷりと寝るようになりました。
また、ティーンエイジャーでも9時間の睡眠が必要だとのことで、驚きです。日本では、高校生ともなると、6時間くらいの睡眠時間の生徒も多いのではないでしょうか。しかし、日本では、うつ病などの精神的な病も増加していますので、睡眠時間をたっぷりとることで、解消できるならば、よいことだとおもいます。ぜひ、最低でも9時間の睡眠をとってください。
2.オーストラリアの小学校では、学年は自分で決める
オーストラリアの小学校のお便りによると、
”男の子は女の子より、精神的に1年から2年くらい遅れていますので、男の子は小学校入学を1年くらい遅らせることが、望ましいです。その方が、男の子に自信を付けさせることができます。教育上、非常によいことです。”
このようなことが書かれてありました。ですので、学年の男の子は1年遅らせている方もたくさんいました。自分の成長に従って、学年を決めることができるのです。何年生まれは、何学年であるという、日本のような決まりはありません。
とてもよいシステムであると思いました。成長過程は、子供によって違うものです。自分の成長に合わせた、学年に入学する、また、不足であれば、再度やり直してもよいという、柔軟性が大切です。
どうでしたでしょうか?オーストラリアの小学校からのお便りはためになりましたでしょうか? 睡眠時間のこと、学年に縛られないことなど、参考になるかと思います。日本の教育も、ぜひ見習ってほしいと思います。